女性声優のバスツアーにはじめて行った話
女性声優とのバスツアーなるものに初めて参加したので、備忘録を残しておこうと思い、久々のブログ。
朝集合
いつも遅刻するマブと、マブじゃないけど愛知県からはるばる来てくれたオタクを家に泊めたので、3人で鍛冶橋バス停に到着。
普通に余裕持っていたつもりが、集合時間1分くらい過ぎてました、すみません。
ポム公(ワロップのスタッフ)と添乗員さんに出迎えられながら乗車しつつ、本日のグミ。
行くぞ〜!🚌
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月16日
今日はこれ🍑🥤#ほかなな#ゆめとグミ pic.twitter.com/c3t7ZFjUIM
東北土産などではなく、東京駅のニューデイズにあったやつ。
バスに乗って出発を待っていると、バスの外から聞き覚えのある2人の声が。
お見送り会の対偶みたいな会が一瞬だけ開催され、本日の主役である飯塚麻結ちゅあ〜んと田中音緒ちゅあ〜んがバスに乗車。
いつもの赤青ジャージ姿でした。萌え。
そんなこんなでバスが出発。
バス編「往路」
「右手に見えますのが、ビルです。」
「左手に見えますのが、ビルです。」
みたいなバスガイドを演者がやってくれつつ、和やかにスタートしたバスツアー。
ちなみに座席は、先頭がまゆねおちゃんと添乗員さん。2列目がマネさんポム公(確か)。3列目以降がマブという感じで、自分は5列目でした。
通路席だと常にまゆちゃんの右腕くらいは見えていたし、まゆねおが楽しそうに自撮りしてる様子もそこそこ見えたので、今回景色をあんまり見ていません。
外よりも素敵な景色が目の前にあるのだから、しゃーなし。
少し進んだところで、プレゼント抽選のビンゴゲームがスタート。
バスツアーといえばビンゴゲーム、みたいなあるあるがあるのか、バスのモニターにはビンゴゲーム機能が常設されているようでした。
上位8人は景品をもらえて、それ以降はビンゴできない最後の1人を決めるまで続いたビンゴゲーム。
10番目くらいに和了(特においしくないやつ)
わちゃわちゃビンゴ、楽しかったです。
【ハイライト】
- ビンゴルーレットで目押しを狙うまゆちゃん
- 出た番号を抜き忘れていたまゆマネに「18番出てますよ」と後ろから声をかけるオタク
- ビンゴしてないマブが最後2人残り、全乗客大注目の中繰り広げられるビンゴ大会
- エゴサしてマブのツイートを読み上げるまゆねおちゃん。おすすめ欄にもみんなが出てくるらしい(?)
ビンゴが終わると、カラオケ大会に。
ワンコーラスだけ歌うやつ。
【セトリ(覚えてるやつ)】
→MIXをガチで入れるマブにウケる2人
- 桃色片想い(まゆ&マブ)
→オタクが役得のやつ
- イケナイ太陽(マブ)
→ねおちゃんご指名のやつ。みんな大好き
- さんぽ(まゆねお)
→「私は元気(オレモー)」からだんだんMIXオタクがいなくなっていくことにウケるまゆちゃん
ちなみに、ほんとはこの曲歌いたかった…
そんなこんなで、あっちゅーまにマザー牧場に着。
着いてすぐに、集合写真を撮りました。
最初にマブだけの集合写真撮影で、撮られている様子を眺めるまゆねお。
あとからまゆねおちゃんも加わりパシャり。
そのうちに公式からアップされるのでしょうか。わかりません。
牧場編「ジャム作り」
ジャムを作りました。
ブルーベリーに火をかけて、砂糖入れて、実をつぶしながら混ぜ混ぜして、できたら瓶に詰めて、余った分はその場でクラッカーにのせて食べて、みたいな流れでした。
ジャム美味しすぎワロタ#ほかなな pic.twitter.com/h71dqdfFGP
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
ジャムを逆さにして、ふたを殺菌するらしい。
まゆねお卓はちょい離れていたので、ジャム作りを普通にエンジョイ。
と思っていたら、わりと高頻度でマブ卓を回ってくれたので雑におしゃべりもできました。たのしすぎ。
【ハイライト】
- ジャムムのぬいぐるみにレスを送るまゆちゃん
- オタクが背もたれにかけてたまゆちゃんKANGOLトートと一緒にツーショット撮るまゆちゃん
- ほかななTジャムで汚し奴
誰コイツ
牧場編「ジンギスカン」
ジャムを作ったらいよいよジンギスカンタイム。
今度は席がまゆねお卓の隣で、椅子の角度が常にまゆねおと向かい合っていたので、まゆねお見ながら食う米美味すぎ状態に。
それはともかく、ジンギスカンおいしかったです。
目の前でまゆねおが焼いた肉#ほかなな#ほかななバスツアー#まゆねおといっしょ pic.twitter.com/QFFoiBmr6l
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
マブ卓を回って野菜とお肉配る屋さんと化したまゆねおちゃんがいたので、肉乞食に成功。たのしい。
【ハイライト】
- 「ジンギスカン中は飲酒NGです」のアナウンスで落胆するマブ達
- お酒はないけど、二人が音頭を取ってお水でKPタイムあり
- もぐもぐねおちゃんと無限に目が合う
牧場編「アトラクション」
食べた後は、一緒にアトラクションに乗れるイベント。
ジャムとジンギスカンの間に、まゆねおとアトラクション乗る人決めじゃんけん大会が開催されていました。
ちなみに、希望者は最低一つは絶対に乗れる、優しい世界。
アトラクション詳細はこちら↓
「ファミリーコースター」
「メリーゴーランド」
「サンババルーン」
この三種類が対象でした。
【ファミリーコースター】
なんちゃってジェットコースターみたいな見た目ながらも、意外と楽しそう。
ここはじゃんけんに負けたので、柵で跳んでいました。
今日の柵 pic.twitter.com/PLwsqZXHl7
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
神イベントすぎるな。
【メリーゴーランド】
メリーゴーランドです。(説明不要)
これには乗れたので、まゆちゃんの正面を取ったものの、取ったら取ったで照れてあんまり顔見れなかった話。
オタクが柵の外から一生レス乞食してくるので、頑張ってレスしました。
えらすぎ。
【サンババルーン】
コーヒーカップの上がったり下がったりするバージョン、みたいなやつ。
オタクと向かい合って乗るので、これは外から見ていればよかったのでは…と思いつつ、これにも乗車。
またオタクが柵の外から一生レス乞食してくるので、頑張ってレスしました。
えらすぎ。
結論
乗り物系は、一緒に乗るよりも、
外から無限レス乞食する方が楽しいかもしれん
牧場編「自由時間」
いろいろ終わって、ここから2時間くらい自由時間。
手始めに、目の前にいたパンダに乗車。
名ジョッキー🐼#ほかなな#ほかななバスツアー pic.twitter.com/iDnO2wRIeT
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
あとは、おやつを食べたり
美味すぎて🐎になってる🐄#ほかなな#ほかななバスツアー pic.twitter.com/LZ7xyAnPjA
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
景色を眺めたり
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
豚に賭けたり(賭けてない)
豚に賭ける/YOASOBI#ほかなな#ほかななバスツアー pic.twitter.com/qhWLzw6K0y
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
うさぎとモルモットをさわさわしたりしました
うさモルかわいすぎワロタ#ほかなな#ほかななバスツアー pic.twitter.com/Oko3841pIj
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
ちなみに、うさもるに並んでいたら、たまたままゆねおに遭遇したので、邪魔しない程度にちょこっと会話したり。たのしかったです。
上げて大丈夫らしいので🫰#ほかなな #ほかななバスツアー pic.twitter.com/6KwaoimcEP
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月25日
(↑ほかなな最新回で、あげても大丈夫とのことだったので、ねおちゃんのおてて映り込み動画も…)
バス編「復路」
たのしかったマザー牧場を後にしつつバスに乗車。
帰りのバスはレクリエーションも特になく、みんなぐっすり…かと思いきや、突如始まったまゆねお無音インスタライブのおかげで素敵タイムに。
途中休憩の海ほたる。
あさり焼き食べるのに必死で海ほたるで景色を撮れなかったオタク#ほかなな#ほかななバスツアー pic.twitter.com/nrCJE8vUHO
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
せっかくの夕暮れ時の海ほたるなのに、景色を撮らずわずかな時間であさり焼きを貪り食うオタク。
オタクなのでやむなし。
東京のビル群が見えてきたあたりで、まゆねおカラオケ大会復路編開始。
「気分上々↑↑」
こちらの二曲でフィニッシュ。
secret baseは泣いちゃう。泣いた。
普通に生きてたら巡り合うことがなかったかもしれないみんなの人生の隙間に、このバスツアーがあるということがすごい、みたいな話を最後にまゆちゃんがしていて、すごく心に沁みました。
出会えてよかったね〜10年後も会いたいねって思いました。
無事に終着!
— 烏賊略 (@i_ka_ryaku) 2023年9月17日
バスツアー最高だった!🚌#ほかなな#ほかななバスツアー pic.twitter.com/5yrbfQ1JzM
東京駅に到着!
まゆねおに見送られながらバスを出て、バスツアーが無事に終了。
おつかれさまでした。
まとめ
今回のバスツアー、なんだかんだで開催されたものの、「最少催行人数:35人」と要項に記載があり、これ本当に集まるのか…?集まらなかったらどうなるの?という不安がありました。
普段のほかななイベントの参加者は30〜40人ほど。
結果的に、バスツアー参加者はギリギリという感じでした。
とりあえず、無事に開催されて本当に良かった…
バスツアー最高!!!!!!
バスツアーの参加に迷ってるオタクがいるなら、とりあえず女性声優のバスツアーには行ったほうがいいですよ、という言葉を残しておきます。
みんな、女性声優のバスツアーに行こう!
ほなまた〜
たくさんおしゃべり、楽しかったです。
2020年12月19日と20日に、すごーく久しぶりに、追いかけている声優さんとおしゃべりをしました(去年の9月7日以来)。
去年はそれこそ2ヶ月に一回くらいのペースで接近イベントがあったのに、そこからこんなに間が空くなんて思ってもみませんでした。
画面越しという現代のスタンスに基づいた形ででしたが、やっぱりお話しできるのは嬉しいです。
19日は、50秒の枠を5枠連続で確保して、ボードゲームの『クアルト』をやりました。こちらで盤面を用意してやってみようかなと計画して、時間を考慮してルールをちょっといじってみたりしました。(通常ルールはこちら→https://jellyjellycafe.com/games/quarto-mini)
前にTwitterでやったことがあると言っていたので、基本のルール説明はしなくても大丈夫かなと思っていたら、特別ルールのことを説明しただけですぐに「じゃあ一番右のコマをC2で!」と指定してきたので、さすがだなと驚きました。
「クアルト弱いんだよな〜」と戦々恐々としている様子がかわいかったです。
結果はこちら。
実は僕が負けました。
わりと普通に負けた。悔しい。
言い訳をすると、おしゃべりできるのが久しぶりで嬉しすぎて、ついでにボードゲームを一緒にできるのも嬉しすぎて、かなりテンパりました。
「やった〜!手加減してくれたんですね!」と言われて軽く泣きそうになりました。なんて良い子なんだ…
ゲームの後は、
「まさか今日ボードゲームできるとは思ってなかったです。ご自分で考えたんですか?」
僕「時間も時間だったので、うまくできないかな〜と色々考えてみました。9マス8コマで初手真ん中以外にしたら結構上手く行ったので、これだ!と思って」
「すごい!数学的だ〜」
「またイベントでみんなでボードゲームしたいですね〜。ピクチャーズとかスクリーンに映しながらやりたいですね。ピクチャーズわかりますか?」
僕「わかります」
みたいな話をして1日目終了。ボードゲームの話をしてる時は向こうも本当に嬉しそうなので、僕も嬉しいです。楽しかったです。
20日は普通のおしゃべりをしました。50秒の枠を6枠連続で取ったので、5分ぶっ続けのおしゃべりでした。
話したいことは元からたくさんあったのですが、時間は限られているので、とりあえず優先順位別にまとめようと思い、台本を用意しました。
結局のところ、これの三分の一くらいしか話していないです(一つの話題で会話がどんどん膨らんでしまうので)(会話ってそういうもの)。
連続して5分もあると、やっぱりそれなりに長くしゃべれました。でも嬉しくて舞い上がっていたので記憶があやふやです。
「今日もたくさん枠を取っていただいたみたいで、ありがとうございます。何冊買ってくださったんですか?」
僕「一応13冊ほど…」
「13!すごい…ありがとうございます」
僕「昨日はボードゲームしたので、今日はおしゃべりをよろしくお願いします」
僕「フォトブックで一番好きなページこれです(9.10ページ見開きの、エプロン姿で腕に頭を乗っけてカメラ側に視線を向けているシーン)」
「お〜、そこが好きって言ってくれた方は初めてですね」
僕「スマホの壁紙にしてます。見つめ合ってる感じになれて好きです」
「場面の境目のページは、インパクトが強めになるように意識して作ったんです」
僕「あとがきもやっぱり良いですよね、今回も」
「あとがき、私なんか恥ずかしくなっちゃうので後で自分で読めないんですよ」
僕「そうなんすかwあれでいつも感動してるので、次も楽しみにしてます」
「ありがとうございます、嬉しいです!次作れるかわからないですが…」
僕「もしできたら!楽しみにしてます」
僕「今年はアサルトリリィでしたね。9月は全公演行かせていただけて、本当に楽しかったです」
「本当にたくさんありがとうございます。平日もあったのに」
僕「まだギリギリ学生なので全然大丈夫っス。何回行っても全く飽きずに楽しめました」
「プロジェクションマッピングとか、セットもすごいですもんね。何回もやってると、いつもいる強者(つわもの)のお客さんとかがだんだん見えてきて。みけファンを代表して全通してくれてありがとうございます」
僕「とんでもないです、また次もあったら楽しみにしてます」
僕「そういえば、『リリィ♡リリィ♡GOGOリリィ♡』はどんな曲なんですか?なんとなくで良いので」
「曲のことはまだ話せないんですけど、ほらあの、スーパーウルトラハイパー、えーとミラクルロマンティック?あれくらい生命力を使いました、歌ったら」
僕「それ結構なかなかですね、楽しみだな〜。3月のイベントとかでも歌っちゃったり?」
「ね、歌えたら良いですね。そういえばアサルトリリィもあって、私の持ち曲結構増えたんですよね」
僕「ですよね。そのうちみけちゃん自身の歌の単独イベントできたらいいですね」
「今年も本当にたくさんありがとうございました。また来年からもよろしくお願いします」
僕「こちらこそよろしくお願いします」
「「良いお年を〜」」
最後の枠になったら、カンペに書いていた年の瀬の挨拶を読み上げるつもりだったのですが、まるで向こうにタイムキープをされていたかのようなタイミングで締めの挨拶をされてしまい、ちょっとびっくりしました。
でもよく考えたらいきなりこんなセリフを読み始めるのは恥ずかしすぎるので、言わずじまいでよかったです。後で手紙で書きます。
ちょっとだけどうでもいい話をします。
僕は基本的に大した志もなくオタクをしているのですが、『応援している人の出演するイベントで、その応援している人が自分のファンを視認できる状況』をなるべく作りたいと思っています。別にそれが僕である必要はないのですが、もし向こうの言う"強者"に自分か、もしくは自分以外のみけファンが含まれていたのなら、それは本望だなと思いました。
本当にどうでもいい話ですみません。話を戻します。
2日間で550秒、たくさんお話しできてよかったです。ボードゲームもおしゃべりも楽しかったです。
Twitterにリプライを送ったり、ラジオにメールを出したり、ブログにコメントしたり、手紙を書いたりと、コミュニケーションの取り方は様々ですが、実際に顔を合わせて言葉を交わせるのって一番幸せだなと改めて感じました。
自分が直接伝えた言葉で相手がどう反応してくれるかを見ることができるのはこの上なく嬉しいです。
願わくば、またお話しできる日がそう遠くないうちに来ますように。
そしてできれば、オンラインではなく直接お話しできたら嬉しいです。日常が戻ってきますように。
今年もありがとう。来年もよろしくね、みけ。
舞台アサルトリリィ The Fateful Giftを観劇しました。
皆様、ごきげんよう。
久しぶりにブログを書きたくなったので書きました。舞台楽しかったな〜と思いながら少しずつダラダラ書いていたら、千秋楽が終わってから早くも一週間が経とうとしています。(筆が遅すぎる)
基本的に、今回の舞台の感想だけ書いていこうと思います。もしかすると少し長いかもしれませんが、気軽に目を通していただければ幸いです。
はじめに
9月3日〜13日にかけて開催された『舞台アサルトリリィ The Fateful Gift』を観に行きました。
マチネとソワレに分かれている日もあり、11日間で計15公演というスケジュールでしたが、1月に上演された1作目を現地で10公演中7公演観てその世界観にすっかりハマってしまったので、軽率に全通してみることにしました。
そもそも1月公演を観に行った理由が、僕が密かに応援している井澤美香子さんという女性声優さんが出演されていたからで、井澤さんは今回ももちろん出演されていたので、躊躇う理由がありませんでした。
1月公演で夏目愛海さんというお顔の素敵な舞台女優さんを知ってしまい、夏目さんが今回も出演されていたというのも大きいですが、ここでは伏せておきます。
作品の概要などは調べればいくらでも出てくるので深くは言及しませんが、一応ざっくり説明すると、『女の子たち(リリィ)がイカつい武器(CHARM)で謎のモンスター(ヒュージ)を倒して平和を守る物語』という感じです。
(これ以上は特に細かい解説などはしません)
〜以後、感想。〜
全体に関する雑感
作品に関わらない部分でまず驚いたのが、コロナ対策をちゃんとしていることです。気づいた範囲ではこんなところでしょうか。
- チケットの半券の裏に個人情報を各自記入し、もしもの時の備えに。
- 検温
- アルコール消毒(全身と靴裏まで)
- 一席分の席間隔の確保
- 途中休憩時間を設けての換気
このご時世でイベントを開催すること自体がまだハードルの高いことですが、業界的にも「これだけしっかりしていればもうイベントはやれる」ということの証明になってくれるといいですね。
会場は『東京建物ブリリアホール』。隣にある『Harevutai』には別のイベントで何度か行ったことがあるのですが、ブリリアホールには初めて入りました。
出来たばかりの会場なのでめちゃくちゃ綺麗で、個人的には個室の数がめちゃくちゃ多いトイレが好きです。あまりに個室が多いので、僕は勝手にこの会場を『ブリ◯リホール』と呼んでいます。(呼んでない)
セットはこんな感じでした。出入り口が多いので、演者は動線を覚えるだけでも大変そう。
(この写真の撮影は千秋楽。運良く最前を自引きできたので泣いてしまった)
ここからは公演の内容について触れていきます。
結論から言うと、前回よりも面白かったです。(※個人の感想)
もちろん前回も面白かったですが、それを上回る満足感でした。
まず今回は前回に比べて殺陣がより本格的になっていました。
前回はヒュージ(見えない敵)と戦うだけでしたが、今回は対人戦もありました。『御前』というボスキャラに翻弄される一柳隊。
上手くやられる演技というのはかなり難しいのだろうなと感じられましたし、逆にここが重要な見所になっているなと思いました。
前作は、会場の特徴を活かして客席の間をキャストたちが走り回っていたこともあり、舞台でありながら接近イベントとも思えるようなドキドキ感を感じられましたが(僕だけだったらすみません)、今回はキャストがいるのは舞台上のみ。
しかしその分、プロジェクションマッピングを使用した迫力のある演出が多く、臨場感のある舞台に仕上がっていたと思います。
プロジェクションマッピングに関しては、2階から観るとより凄さがわかるようだったらしいのですが、僕は前で観たかった(井澤さんに少しでも近づきたかった)ので1階からしか観劇せず、結局2階からの景色を観られなかったのが若干心残りです。
楽曲に関しては、今作のオープニング楽曲『君の手を離さない』が強すぎる。Bメロの不安を煽るメロディなどが"2期のオープニング"という感じがして好きです。BGMとして流れるタイミングも完璧。"君の手を離さない"という歌詞で梨璃と夢結が手を繋ぐ演出も最高で、途中から演出を変えてくれてありがとう…ありがとう…
一人で向かっていく梨璃を助けに夢結たちが現れる場面で流れる『繋がり』や、もはや何回見たかわからないけれど永遠に飽きない最強の『Edel Lilie』で俊龍を感じ(?)、『大切を数えよう』で大切を数えて感動のフィナーレ。曲にも恵まれたコンテンツなのがありがたいですね。
↓『君の手を離さない』以外の楽曲は各配信サービスで聴けます。聴きましょう。
ストーリーとしては、結局はまだまだ謎が多いままで終わってしまったので、「続編が来るまでは死ねへん…!」という具合に、生きる理由ができてしまいました。我ながら空虚な人生ですが、オタクなのでこうしてコンテンツによって生かされています。
美鈴様の戦い方をコピーしており、且つ強化リリィであるところの御前は一体何者なのか。続編が来るまで、一生考えていようと思います。
キャストごとの細かい感想
ここからは、各キャスト毎の感想を書いていきます。(これがやりたかった)
独断と偏見により、人によって文量に差が見られるかもしれませんが、「ヒトは感情で動くもの」なのでご容赦くださいませ。
一柳梨璃役・赤尾ひかるさん
CHARMもまともに使えない状態という設定から始まった前作とは比べ物にならないくらい成長した梨璃を演じていて、躊躇いつつもノインヴェルト戦術のフィニッシュショットを決めていく姿に胸が熱くなりました。
締めの挨拶やカーテンコールでは、やっぱり座長!と感じられる喋りをするし、普段よく見かける姿よりも、リリィの現場ではしっかりしているところがすごくいいなと感じます。
みけにお尻を触らせてくれてありがとう。
あとは相変わらず見た目が「リアル一柳梨璃」だと思います。すごい。
白井夢結役・夏吉ゆうこさん
叫びの演技のすごさが、今回も顕著に現れていて引き込まれる。
セリフも出番もかなり多いのに目立ったミスも少なくてすごかったけど、一度だけダインスレイフを取り忘れて(?)、それを御前が自分で持ってきて自分に突き刺していたのはちょっと面白かったです。
夢結様は前作だとかなりお荷物感(メンブレしすぎて)があったけれど、今回は後半に完全復活して御前と戦うシーンがあり、夢結様って普通に強いリリィなんだというのを思い出しました。
梅と2人で御前に向かっていく場面が本当にアツい。
『大切を数えよう』の落ちサビを無限に愛してます。
楓・J・ヌーベル役・井澤美香子さん
髪が前作より楓さんに近づいていて、見た目からも頑張ってるのを感じました、好きです。
ラジオ効果もあってミリアムとの絡みが一気に増えて、イチャつく場面が多くなっているのも好きです。
二度目のノインヴェルトの時に、攻撃のエフェクトで薔薇が散っていたのが美しくて好きです。
同じ場面で、梨璃への愛を叫びつつジョワユーズにキスしながら敵を倒すのがちょっと狂気じみていて軽く引きましたが、好きです。
『大切を数えよう』の特に2番で、花林ちゃんと毎回違うイチャイチャをしていて好きです。一番好きなのは、ミリアムの髪の毛をマフラーみたいに首に巻いていた時です。
同じく『大切を数えよう』の最後に中心に集まる時、一人だけ右手を顔の前に持ってきて小首を傾げる動作があまりにも美しくて好きです。
その他にも細かいことは山ほどあるのですが、ここに書くのは恥ずかしいので手紙やブログに送りつけようと思います。
みけ、頑張っててえらい、好きです。
二川二水役・西本りみさん
滑舌が前作より良くなったように感じました。説明キャラは滑舌命みたいなところがあると思うので、とても大事な部分。フェイスシールドを付けながらで大変だった中で、すごく頑張っていたと思いました。
千秋楽の最後のアドリブでみんなの集合写真を撮った流れが好きすぎてちょっと泣きました。ありがとう二川二水ちゃん。
安藤鶴紗役・紡木吏佐さん
前作に引き続き強化リリィとして葛藤する場面が多々あり、迫真の演技に引き込まれました。
味方になると弱くなる系キャラかなと思っていたら、デレてはいてもちゃんと強いので好きです。
ノインヴェルトで梅にパスする時の「梅さまァ!」とか、「犠牲は生ませない!」の言い方が好きです。
『大切を数えよう』で夏吉さんにスカートめくりをしていて笑いました。
吉村・Thi・梅役・岩田陽葵さん
前作に引き続き頼れるキャラすぎているし、相変わらず緑髪が似合いすぎていてビビる。笑顔が素敵。
夢結に寄り添ってあげるシーンが多く、苦労人ポジションだけど健気、というのがたまらない。
楪との再びの共闘がとにかくアツくて、今作で一番好きな「梅じゃなかったら取れなかったゾ!」で毎回脳汁が出てました。
僕も「限!界!突!破!」したすぎ!w
郭神琳役・星守紗凪さん
相変わらず顔面がリアル神琳すぎて好きです。
あと今作から衣装が変わって、テスタメント発動シーンではどこからとは言わないですが目が離せなくなりました。
梨璃に振られて追いかける楓を横目にイチャつきながら雨嘉と去っていくシーンが尊くて好きです。
Edel Lilieの「今でも色褪せはしない」のビブラートが狂おしいほど好きです。
星守さんが「週刊リリィ新聞はいつのまにゴシップ誌に成り下がったのかしら?」と言う度に毎回「ゴシップは魔法乙女!?」と叫んでいました(特に叫んではいない)
王雨嘉役・遠野ひかるさん
特にどことは言わないのですが、今作の衣装がめちゃくちゃ好きです。
前作は「私なんて…」みたいな場面が多かったのに、今作は自信がついた戦い方をしていて、雨嘉ちゃんとしての成長を感じました。
ラストの「ここを狙って!不安な気持ちもわかる。けど、私たちがついてる!」と梨璃を援護し激励するシーンで毎回泣きそうになりました。
神琳とは絶対に付き合っていてほしい。
今回たまたま下手の席が多く、花林ちゃんの顔をまじまじと見る機会が多かったのですが、真顔の花林ちゃんの顔面が好きになりました。普段笑顔が特徴的な子が真面目な顔をしているのが好きです。
ミリアム的にはちょっと出番というか見せ場が少なすぎるかなと思ったので、次回があれば増えますように。ギャグ要員にしておくにはもったいない!
戸田・エウラリア・琴陽役・田上真里奈さん
ついにレアスキルが判明したかと思ったらいきなりバカ強いし、暗闇で光るし、オタクの好きが詰まっていました。めちゃくちゃ高まりポイントです。僕もゼノンパラドキサで居合してぇ〜〜となりました。
ゼノンパラドキサのシーンの時だけ、蛍光テープ?の付いているグングニルカービンを使っていて、それに気づいた時にテンションが上がりました。
百合亜に平手打ちをされるシーンで毎回心震えました。
福山・ジャンヌ・幸恵役・中村祐香里さん
円環の御手が今回もキレッキレで、観ながら毎回座席で「攻撃力凄すぎブフォフォ、ブフォ」と叫んでいました。松永・ブリジッタ・佳世なので。
2月の接近イベントでも「CHARMをクルクルするのがすごい!」と開口一番に伝えてしまったくらいには、この感想に尽きます。
それと、「重いでしょう。私達の想い、貴女に託すわ。貴女は、誰に託すの?」と梨璃にパスを繋ぐ場面の語りかけ方から、圧倒的頼れるお姉様感が伝わってきて好きです。
あとは、来夢のことがすごく好きなところが好きです。
岸本・ルチア・来夢役・宮瀬玲奈さん
顔がいい。そしてやっぱり顔がいい。今回初めてお顔を拝見したのですが、ナナ◯ジってすげー!となりました()
重い設定の役を上手く演じていたと思います。
藍ちゃんとの共闘がアツい。
「私はもう、前に進むしかない。仲間を信じて、力を出し切るしかない!」は名言。
挨拶の時に一人だけ脚を広げていたのは役作りなのかな?と思いながら見ていました。キャラになりきろうとするところが素敵だなと思いました。そして顔がいい。
黒木・フランシスカ・百合亜役・梅原サエリさん
「(佳世は)戦線離脱したわ」というセリフで登場して冷徹な人なのかと思いきや、「私達は死なない。だから、貴女も殺させない!」というアツいセリフと平手打ちで、「あ、好きかも…」と声が出そうになりました、チョロいオタクなので。
パンフレットの梅原さんのページに「自分が百合亜だ!という気持ちで舞台に立ちたい」と書いてありましたが、この舞台を通して梅原さんの演じる百合亜様というキャラクターがとても好きになりました。
長谷川・ガブリエラ・つぐみ役・長橋有沙さん
前作で佳世様にハマってしまった者としては、その佳世様の系譜が感じられて好きでした。
ブレイブ持ちということで、戦闘中では特にロネスネスとのやり取りが印象的で、「す、すごい!」「え、わたし!?」みたいなことを小声で言いながら連携についていくところが印象的でした。
まだルド女の舞台を見たことがないのですが、ルナティックトランサーの佳世様とブレイブのつぐみのシュベスターの連携をぜひ観てみたいなと思いました。
川村楪役・あわつまいさん
みんな大好き楪さん。梅との連携では毎回脳汁止まらなくなって座席で多動したい衝動に駆られます。
今回は空中でCHARMをキャッチする演出が2回くらいありましたが、難しそうなのにすごい!と思いながら毎回見ていました。少し血の気の多い楪ですが、月岡椛ちゃんがいない今回は、比較的周りを諫める役になることが多かったように感じました。
来夢にちなんだ中の人ネタも出てきて胸熱でしたね。
来年の御台場の舞台では椛とのやり取りも久々に見られるかも?ということで、楽しみにしています。
船田初役・西葉瑞樹さん
前作と今作で一番ギャップを感じられたのが初様で、戦意剥き出しで吠えながらヒュージに立ち向かうシーンと、楪に「このパス繋げなかったら、ぶっ飛ばしますわよ….」と言って去っていくシーンは鳥肌でした。
燈に対抗するシーンも好きです。
長い髪をなびかせながらの戦闘は今作も現在で引き込まれました。
グングニルカービンの扱い方というか手捌きが美しいので好きです。
あとは、西葉瑞樹さんが色々と好きです。ベットベトのギットギト、何をしても取れませんわ♡←これ
船田純役・石井陽菜さん
ツンデレな純が段々と周りを信用をしていく過程が、前作に引き続き好きです。
石井さんのツンデレ演技がすごく癖になっている自分がいます。
今回はヘルヴォルとのパス回しでそれが感じられて、思わず笑顔になりながら毎回観ていました。
初一筋なのかと思いきや、燈に好かれるのも意外と満更でもなさそうなところが可愛い。
ノインヴェルト後に琴陽が「誰一人かけることなく生きています」と話しながら一柳隊以外のメンバーが出てくるシーンで、初と燈とイチャイチャしてるところが好きです。
純は本当にいい子。意外にレギオンのリーダーなところも好きです。
名言を全力で叫ぶ石川葵ちゃん好き好きクラブに所属しています。
前回の「経験は力なり!経験は裏切らない!」に引き続き、「ここ新宿御苑には、仲間たちとの思い出が詰まってる!」の一連の台詞が好きすぎて、暇さえあれば家で叫んでいます。
あとはやっぱりトリグラフが好きです。全CHARMの中で一番好きかもしれない。カックイイ。
楪にベットベトのギットギトをさりげなくなすりつけてる日があって可愛かったです。
相澤一葉役・藤井彩加さん
5回くらい回転しながらヒュージを倒していくやつが好きだったのですが、今回からチャームが新しくなりよりカッコよくなっていてよかったです。
1月の時は「叶星様がそう仰るなら…」と言っていた一葉が、今回はヘルヴォルを率いて堂々たる戦いっぷりだったので、成長を感じてエモくなりました。開演前のダイジェストで「叶星様が(ry」のシーンが流れていたのもあり感情になりました。
藍の頭を撫でているときにママみを感じました。好きです。
佐々木藍役・夏目愛海さん
夏目愛海ちゃんのハマり役という感じで、オタクはああいう子大好きでしょ?という感じでしたね、僕も大好きです。月岡椛ちゃん時代にその顔の良さに気づいた僕ですが、今回でさらにファンが増えてしまうなぁと思うと笑顔が止まりません。
劇中はとにかく何かしら動いているor難しい話のときは寝る、という自由奔放さが可愛いですね。
「難しいことはよくわかんないけど、一葉と、ヘルヴォルのみんなと、ずっと一緒にいたいもん!」と叫ぶシーンが大好きなのですが、千秋楽では今までに一番叫びに気合が入っていて、思わず涙が出ました。毎回床に叩きつけられて先が曲がっていっていたモンドラゴンちゃんもお疲れ様でした。
一葉に頭を撫でられて「わかった!」と答えるシーンで毎回オタクスマイル止まらなかったですね、好きです。
夏目愛海さんの顔面が好きです。
飯島恋花役・石飛恵里花さん
言わずもがな顔が良い。石飛さんそのまんまみたいなキャラクターだなと思いました。(そんなにちゃんと石飛さんを知っているわけではないので、違ったらすみません)
自己紹介で「スベった?」と言う度に「スベってないよー!」と叫んだらレスが来ないかなと毎回考えていました。(叫んではいない)
魔法球をパスするときの動きが手裏剣投げるみたいでかわいい。
ビート板。
初鹿野瑤役・三村遙佳さん
最初は物静かなキャラクターなんだなと思ったら、「この世界のために死んだっていい!そう思ってた」と言うので驚いた。内に熱いものを秘めているキャラクターっていいですよね。
すやすやしている藍を撫でている時が完全にママでした。ヘルヴォル→藍の構図、全て親子にしか見えないかもしれない。家族みたいなレギオン、素敵ですね。
千秋楽で声が掠れるくらいの迫力のある演技をされていて、胸を打たれました。
芹沢千香瑠役・野中深愛さん
「私はかつて戦場で親友を失った」「思うように戦えなくなった」というセリフがあったが、会場で無料配布されていた冊子に書いてあった千香瑠の序列の低さについての説明と関係があるのかな、と思いました。
野中深愛さん、多分ガチな新人声優さんだと思うのですが、演技のあどけなさもありつつ千香瑠ならではのママみを感じられてすごく良かったと思いました。ヘルヴォルはママヴォルかもしれない(?)
御前役・佃井皆美さん
強すぎるし謎多すぎるしのキャラ。
vs燈戦が本当に熱い。燈のCHARMを奪うシーンで、少し軌道がずれても絶対にうまくキャッチする御前すげー!と毎回なっていました。
3日目あたりの、前半最後に夢結が手にしたダインスレイフを自らに突き刺すシーンで、突き刺す直前に一瞬ダインスレイフが御前の手から滑り落ちてもたついていたときがありましたが、あそこは完全に萌えポイントでした。御前好きです。
司馬燈役・富田麻帆さん
強すぎ!富田さんの名演技と殺陣の巧さに震えました。ガチで強そうだけど、設定上は純が燈に勝っているらしいので、純どれだけ強いんや…という感じですが、多分ロネスネスは口だけじゃなくマジで強いんだろうなと思いました。
強いのももちろんだし、名言製造機であるところの燈。
『ヒトは感情で動くモノよ』
『ですから私はその コ・コ・ロ が欲しいと思いますけどねェ』
『戦いこそが、痛みこそが、私に生きている喜びを感じさせてくれるの!…倍にして返して差し上げるわァ!』 『この扱いもたまりませんわァ♡』
好きな台詞多すぎる…
まとめ
舞台も見どころ満載で、アニメやアプリのリリースも目前でますます勢いの増していくアサルトリリィですが、僕の考えるこのコンテンツの大きな魅力の一つとして、『設定の多さ・細かさ』があります。
舞台のパンフレットや二川二水ちゃんのTwitterアカウントなどを見ると、CHARMやレアスキル、まだ見ぬリリィの存在など、意外にも膨大な情報量が秘められています。そういったところを網羅していくことで、コンテンツをより一層楽しむことができますし、考察も捗ります。
すっかりコンテンツのオタクの顔つきとなってしまったので、来年上演されるルド女や御台場の舞台にも行ってみようと思います。
皆さんも、これからもアサルトリラーとして、仲間のため誰かのため心鋼鉄に変えて、焼きついた記憶がこの手を鈍らせていたって君を守ると、強く誓っていきましょう。
一柳隊、出撃_______________!
17歳
〜前置き〜
誰に見せるための文章でもないので、知らない人のためにわかりやすく書くつもりもなく、僕が応援している子の誕生日をただ祝うだけのブログです。
7月13日は実は大事な日なので、それなりに意気込んでしまう。
意気込むとは言っても、これと言って何かするわけでもなく、また一つ歳を重ねたある女の子のことを考えて、
「元気にしているかな」とか
「高校生活、楽しく過ごしているかな」とか
「最近はどんな曲を聴いてるのかな、やっぱりトラセかな」とか
「あの時よりも、夢に近づけているのかな」とか
そんなことをいつもよりたくさん考える。
そうしたらいつものように一日がすぎていくのかな、と思う。
そういえば、いつぞやの18馬力での『ひじり』では、当時15歳のあの子は13歳のひじりを演じていたけど、もう17歳だなんて。
17歳のひじりは妃菜喜ちゃんが演じていたけど、もしも今のあの子が演じたらどんな感じになるんだろう。
まだあの子を知ってから、二年と少ししか経っていない。
「まだ二年」なのか「もう二年」なのかはわからないけれど、会えていた頃は一瞬に、会えていない今は永遠のように感じてしまう。
最後に会えたのは8月のミニマルゼノンだっけ。あれ、まだ一年経ってないの?(体感的には三年前くらいだし、ちょっと凹む…)
大学のレポートを徹夜で仕上げてから、オタクと一緒に炎天下の中三時間くらい並んでたんだけど、通りがかりの多田さんや妃菜喜ちゃんに軽く心配されたり(優しい)、みずなちゃんが恥ずかしがる(オタクを干してた?)ところを目撃したりしたのが懐かしい…
トークの時に澤田さんがずっと目の前にいたけど、あんまり(全く?)目を合わせられなくてごめんなさい…
どうしても見たい子が…いたんだよ…
正直まだまだ会えるまでには時間がかかるだろうし、こんなことは言いたくないけど、もう会えない可能性だってゼロではない。
それでも今は、いつか会える未来を信じて、なんとかやっていくしかない。
というか、正直信頼しかしていないし、待っていればその時は来るんだけどね。来るよ、絶対。何年か以内にはね。
あの子を知ってから、あの子に会えていた一年と何ヶ月かの期間で書いた何通ものお手紙を、もしかしたら読み返していてくれるのかな?
プレゼント、使ってくれたかな?
僕のこと、覚えていたりするのかな?
こんな気持ち悪いオタクのことなんて覚えていなくてもいいよ、気にしないよ。
本当は少しだけ気にするけど…(少しではないかもしれない)
でも、このヘアターバンだけは使ってて欲しいかもと、ちょっとだけ思ってる
(あといつも「こんな私が」とか言っちゃう謙虚すぎるところが大好き)(すき)
初めて出会えた日の『ハナミズキ』はいつまでだって忘れないし、あの子の名前が変わっても、
あの子が歌った歌を
演じた人物を
話した言葉を
綴った文字を
いつまでも胸に留めておこうと、そんなことを決意してから、まだ一年も経っていないけれど。
あの子におめでとうを直接伝えることができない誕生日が来てしまったのが、少しだけ寂しくて。
目の届かないところで、ひっそりと成長を祝っているからね。
いや、気持ち悪くてごめんね。
気持ち悪い形でしか応援することができなくて、ダメだなぁとは思うんだけど、他のやり方が思いつかなくて、なんかごめんね。
ごめんね、おめでとう、ごめんね。
祝いたいのか謝りたいのかわからなくなってきたから、この辺で。
あの子の17歳の一年が、たくさんたくさん充実しますように。
"伸び"についてと、楽しかった週末の話。
伸びについて考えました。
オタクだから、「◯◯は伸びるけど、△△は伸びないよね」みたいな会話をしがちで、それを行動の動機づけにしていたりするわけなんだけど、それには客観的に見た"伸び"と、主観的に見た"伸び"があるのかな、と思う。
客観的な方は、誰が見てもわかるようなやつ。かわいいとか(まあこれも個人差はあると思うけど)、喋りが上手いとか、歌が上手いとか、性格良さそうとか、レスが来るとか。例えば、能力が高くなくても「そこが良い」と思わせるような天性の何かを持ち合わせてる人もそうなのかも。
対して主観的な方。これってもう理屈じゃないから、その人なりの思うところがあったりする。だから、もしかするとそれは惰性なのかもしれないし、本当にその人のことを評価した上での応援の仕方ではないのかもしれない。本当の評価ってなんだよって話だけど、要は能力的なところだけでは見ていないってことなんだと思う。
でも正直、別に好きなら応援すればいいじゃんという話。客観的に伸びるかどうかなんてそんなものはどうでもよくて、自分の中でその子が伸びてるなら、応援すればいいじゃん。
もちろんオタクは伸びる伸びないの話をするのが好きだから、口を開けばそういう話はするけれど、それって「本日はお日柄もよく(以下略)」的なものなので、特にあてにすることでもないのでは、と思う。
まあそんなことは全くどうでもいいんだけど、推しメンが不器用なりにオタクのことを大事に考えていたことがちゃんとわかって、嬉しくなった週末でした。
いつもはエンジョイを自称してますが、正直結構好きだし気持ち的には応援しているつもりです。
推しメンと10秒間目を合わせながら告白するやつとか、かなり好きじゃなかったらそんなことやらないので。
泣かせられなかったのでまだまだだったけど、来年は頑張ります。
メールを読んでくれたのも、かなり嬉しかった。(内容はアレだったから読まれないと思ってたし、読まれてる時はなんかツラくなってたけど)
「ちょっと変だけど、一応私を応援してくれている人」的な立ち位置に憧れて、変に斜に構えたり変に何かを企画して頑張る素振りを見せたりするけど、ちょっと(かなり?)ひねくれているだけで、好きな気持ちはちゃんとあるし、それが伝わってればいいな、なんて。オタクごときがおこがましいんだけどね。
でも本当に好きだから、それはたまにはちゃんと言わなきゃいけないなと思ってるし、こういう機会はありがたいなと思ってます。
本当に、ありがとね。
頑張ってる子を応援するオタクで居続けたいな、なるべく。
5月20日は丸善記念日
2019年の5月12日に30回目を迎えたマルゼノンライブ、本当におめでとうございます。
存在を知って通うようになってからまだ日はとても浅いけれど、それでも自分の中ではとても大きなイベントだから、ライブの日が来るのが毎回とても楽しみです。
何日か前から、ライブのことばかり考えちゃうこともよくあります。出る側じゃないのに。
節目を迎えたのがこの5月というのが、自分の中では何か運命的な要素になっているなぁなんて思ったりもして。
というのも、自分が初めてマルゼノンライブに参加したのが、ちょうど一年前の2018年5月20日だったから。
《2018.5.20 マルゼノン&18馬力ジョイント公演》
友人たちとサンリオピューロランドで遊んでから、お目当ての子がツイートをしているのを見たりなんかしつつ会場に着くと、外にはすでに長蛇の列が…。
え、こんなに人が来るものなんだ!なんて驚きながら中に入って、なんだか見たこともないような形式の会場だなぁと息を呑んだのが『赤坂グラフィティ』さん。(久しぶりにホームページを覗きに行ったら、今年の5月6日をもって閉店してしまっていたらしい…)
バーみたいに卓を囲めたりして、慣れないなぁなんて思いつつ、ステージから少し離れた上手側に陣取って、いざ開演。
ここで先陣を切って『ハナミズキ』を披露してくれた悠月ひまりちゃんの姿を忘れることは、今後一生ないと思う。
「14歳!?めちゃくちゃ歌が上手いじゃん!」「確かにMCには14歳感もあるな」「あどけなさが素敵」「かわいい」
自分の中にいろんな感情が巡っていた、ひまりちゃんのアクトタイム。
この子を知らないまま生きていたかもしれない世界線があったかもしれないと考えると末恐ろしいけれど、ここで僕の人生の中で何かが変わったのは多分間違い無いと思う。
初めてのマルゼノン、初めての18馬力、初めてのひまりちゃん。
みずひまの後ろに知ってるオタクが映り込んでいて、嫉妬したのもなんだかんだいい思い出。
この日は本当に色々なことがありすぎて、感情の整理もしきれていなくて、なんなら今初めてその整理をしているのかもしれない。
お目当ての井澤のみけちゃんが終演後にわざわざお見送りに出てきてくれて、何を言ったか何を言われたかあまりよく覚えてはいないけど、多分僕はありきたりなことを言ったような気がする。
後から聞くと、こういうお見送りみたいな機会は稀らしいということだったし、それ以降は一度もないので、あの日がみけちゃんにとっても何か特別な一日となっていたのならそれは嬉しいことのような気がする。
初めてみんなで出せたお花に対してもすごく喜んでくれたみたいだとわかってよかった。
辻くんを初めて見たのもこの時で、男の子の歌にこんなに引き込まれるとは思っていなかった。カッコよさと程よいかわいさが共存していて、すきぴだよ。(気持ち悪いとか言わないでね)
他にも「みずひまがいいね」とか、この日はとにかくたくさんの発見があって、すごくすごく、楽しかった。
《2018.8.2 maruxenon Live vol.26》
2回目のマルゼノン。大学の期末テストを終えてから電車に3時間近く揺られながらギリギリに着いて、立ち見席最前の下手側。
実はこの日が人生初の『恵比寿天窓Switch』さんだったらしい。今では恵比寿から目を瞑っても歩いてこれるけど、スマホで道をせっせと調べていたのが懐かしい。
そういえば、神戸紗彩ちゃんと市原えりさちゃんを知ったのはこのタイミング。
この日のひまりちゃんは、難しい『シルシ』を頑張って歌っていたのが印象的で、後半少し上手く歌えていないのを悔しそうにしていたのも印象的だった。
いつかリベンジ待ってるね。
ずっと立ちのマルゼノン、なかなかキツかったけど、楽しさの方が大きかった。
ひまりちゃんの新たな一面も知れた日。喜んでくれたのかな。裏にちょっと変なこと書いちゃったのが少しだけ心残り。
そして、マルゼノン2回目のみけちゃんもやっぱり素敵だった。もらったサイン入りブロマイド、ずっとお部屋に飾ってる。
次にマルゼノンでみけちゃんを見るのは、結構後になる。
《2018.9.27 maruxenon Live vol.27》
推しメンがいなかったけど参加したのは今のところこの日だけで、ふらっと当日券で入ったら、神戸紗彩ちゃんがシクレで出てきて結構感動してしまった。あずさちゃんとの『君がいた季節』のデュエット、また聴きたいな。
《2018.11.15 SMA presents『maruxenon live』》
ひまりちゃんからかけがえのないプレゼントをもらったこの日、抽選で後ろの方の席にこそ飛ばされちゃったけど、そんなことはどうでもよくなっちゃうくらい満足してしまった。
字が丁寧でひまわりがかわいらしい心のこもったメッセージ、大切に飾ってるからね。
そして歌は、トップバッターとして堂々たる歌いっぷり。手話も交えながら歌う姿に、確かな成長を感じた日だった。出番が本当に最初だけだったのが惜しいけれど…
アリエルで喜んでくれたのも嬉しかった。結構悩んでプレゼントした物だったけど、ひまりちゃんが優しい子でよかったな。
《2018.12.18 maruxenon Live vol.28》
紗彩ちゃんと辻くん見たさで参加。
この日に紗彩ちゃんが歌った『カラフル』が、好きな曲だったのに加えて、あの紗彩ちゃんが歌ったからこその意味を感じて、彼女の決意というか、想いの強さを感じられた気がして、目が潤んだ。
いつもは3限終わりで向かってるけど、この日は奮発して2限終わりで向かったので、2列目くらいだった気がする。
そろそろひまりちゃんに会いたいな〜
《2019.2.6 maruxenon Live Vol.29 VS DUSTY FRUITS CLUB》
僕的には初めてのバンドマルゼノン、初めての渋谷CLUB CRAWLさん。
辻くんお目当てで早めにチケを取っていたら、みけちゃんともりちゃんが追加されてビックリ。ともりちゃんをマルゼノンで見るのはこれが初めてだった。
2列目真ん中くらいだったけど、辻くんの時は優しいお兄さん(ワンちゃん?)が最前を代わってくれて0ズレだった。
この日は辻くんのイケメンオーラを浴びすぎたな。ちょっとマイクトラブルもあったけど、やり直しできるのがマルゼノンの良いところ。
みけちゃん最後の(なし崩し的なやつで)(いや、でも本人自分で言ってたよ)マルゼノン、入りがみけちゃんなだけあって寂しさもあったけど、きっとこれからも大丈夫そうな感じがした『シルエット』、いい曲だった。
この日一番のおもしろポイント
してやったりな顔をするみけ
ぽしめんは今日も面白い。
そろそろひまりちゃんに会いたいな〜〜
《2019.3.8 969 meets DUSTY FRUITS CLUB》
ひまりちゃんに会いたすぎていたら唐突にやってきたひまりちゃん案件。(マルゼノンではない)
しかもこの日は、前から楽しみにしていたWUGちゃんのファイナルライブとモロ被り。泣きそうだった。というか泣いてた。
悩みに悩んだ結果、ひまりちゃんの出番だけ見てからWUGに遅刻していくことに。
とはいえめちゃくちゃ楽しかった。めっちゃアニソン歌うし、何より11月以来のひまりちゃんの歌だったので、"水を得た魚"もとい"みずを得たうらん"のようだった(?)
リズムに合わせて(少しぎこちなく)身体を動かしたり、お客さんのゴールにウケてたり、制服が最高だったり(気持ち悪いとか言わないで)、楽しい時間だったなぁ。
チケを前日に取ったから、さすがに厳しめかなぁと思っていたら2列目くらいが空いていたし、行ってよかった。
楽しかった!
《2019.3.28 maruxenon Presents 劇団18馬力 2019春公演》
またマルゼノンではないけれど、わりとかなり久々の朗読劇。
気がつくとチケット先着順になっていたけど、ひまりちゃん見たさで初めて最前を確保。とても眺めが良かった。
声優といえばやっぱり演技だし、そういう意味でもひまりちゃんは伸びる子だよなぁと改めて感じた日だった。
少なくともみずなちゃんとの相性はバッチリだし、他にもひまりちゃんの演技をたくさん聴いていきたいな。
この日の少し前、事務所を離れる決断をしたひまりちゃんに『頑張れ』の気持ちを送りたくて、少しだけ調子に乗っちゃったけど、少しでも励みになっていたら嬉しいな。
《2019.5.12 maruxenon Live vol.30》
自分がマルゼノン現場に行きはじめてほぼ1周年。
偶然かわからないけれど、ちょうど一年前に歌った曲をまた歌ってくれた子がちらほらいて、色々と思い出しながらとても感動した。
それこそひまりちゃんが歌ってくれた『ハナミズキ』、全ての始まりだったからこそ、このタイミングで聴けてよかった。歌ってくれてありがとう、すごく上手だった。
『パートオブユアワールド』も8月以来で、なんだかかなり成長を感じた。表現力も着実に上がってるなぁ。
だからこそ、みずひまの『Secret base』では少し寂しさがあって、それこそひまりちゃんが突然転校しちゃうんじゃないかと思って泣きそうになった(?)
最後の挨拶でちゃんと全員揃っているのを見て、ひまりちゃんとみずなちゃんが手を繋いでいるのを見て、これからもずっとこの光景を見ていけたらいいなと思った。
そういえば、マルゼノンといえば終演後アンケートが名物だけど、演者さんがこれを見るのを楽しみにしてくれているのと同じように、僕もこれを書くのをいつも楽しみにしていて、ほやほやの感想を手書きで伝えられることが嬉しかったりする。自己満足だけど。
他の人にもアンケートを書く楽しさを感じて欲しいから、いつからか人に貸せるように筆箱に多めのペンを詰めてマルゼノンに行くようになった。
これからも、時間の許す限り書いていけたらいいな。
マルゼノンのことを思い返すと、ついついひまりちゃんのことばかりに熱が入りがちだけど、やっぱりあの舞台に立っている全ての人から色々な気持ちをぶつけられるのが大好きだ。
それは緊張だったり、悔しさだったり、楽しさだったり、その人がその時持っているその人だけが持つ気持ちを近い距離で、ほどよく和んだ雰囲気で感じられるのが楽しくて。
だからこの現場が好きになったし、これからもきっとお世話になります。
「これからも5月20日は、ちょっとセンチな気分になるのかな」なんて思いながら、今日も今日とて推しメンのことを考えている。
おわり
卒業。
14歳の女の子が、トップバッターとして『ハナミズキ』を歌った時、今まで感じたことのないような気持ちが溢れてきて、瞬間的に何かを決めてから、実にまだ一年も経っていない。
姿を見れる、歌を聴ける機会は、ほんの数ヶ月に一度で、それでもその期間に確かな成長を見せてくれて、会える日はそわそわがおさまらない。小さな子どもみたいだけど、本当に楽しみでしょうがないから、しょうがない。
昨日だって、あの小さな身体に、これからすごく大きくなるであろう片鱗が見えたし、それは多分見間違いじゃない。
いつまでも、こんな時間が続いていくのかな、なんて思っていたけど、彼女は進む道を自分で選んだ。
別にこれは別れではなくて、こちらからしたら少しだけカタチが変わるだけ。
けれど、彼女からしたら大きな変化で、環境がガラッと変わる。春から高校生になるので、なおさら。
自分に何かしてあげられるのかな、なんていっちょまえに考えたりしたけど、特別なことが何もできないのは当たり前だし、そんな立場でもない。
できるのは、「頑張れ」を伝えることだけ。幸いにもそれだけはできるのだから。それだけは、したところで誰も咎めないのだから。
優しい言葉を残しながら、今日も明日も、彼女は夢に向かって進んでいく。
じゃあ自分は、"自分に対して"何ができる?